◆日ハム、赤字回避の見込み HP
日本ハムの藤井良清社長は23日、大阪市内で会見し、
牛肉偽装事件の影響で赤字転落を見込んでいた
今年3月期連結純損益について、
赤字は回避できそうだとの見通しを示した。
同社は昨年9月、
純損益見込みを190億円の黒字から10億円の赤字に下方修正。
その後予想より速いペースで売り上げが回復し、
今年1月前半には昨年と同水準まで戻ったという。
また今年4月から3年間の中期経営計画に、
執行役員制の導入や、
加工食品部門と総菜部門などで
重複する事業の統廃合を盛り込むことを明らかにした。
藤井社長は「拠点の閉鎖や人員削減は予定していない」と話し、
統廃合による余剰人員は他事業で吸収する考えを示している。
03/01/29 11:23:27
◆和洋菓子のタカラブネが再生法申請 HP
大阪、名古屋両証券取引所第一部上場で、
和洋菓子製造・販売のタカラブネ(京都府久御山町)は24日、
京都地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。
同時に申請した子会社の永幸食品(京都府園部町)も含め、
負債総額は約275億円。両社とも営業は継続する。
昭和27年設立。
首都圏や、近畿、九州などを中心に
菓子のフランチャイズチェーン「タカラブネ」などを展開し、
現在の店舗数は1115店。
ピーク時の平成7年3月期は連結ベースで444億円を売り上げた。
だが、昭和61年ごろからの外食事業などへの進出が失敗し、
菓子事業も
デパート地下の人気店やコンビニエンスストアに押されて低迷。
平成14年3月期は連結売上高が355億円にまで減少、
純損益も14億円の赤字だった。
最近では、新業態の出店や従業員削減などで業績回復を図っていたが、
売り上げ減に歯止めがかからなかった。
同日夜、大証で会見した新開純也社長は
「経営を続ければ最悪の事態を招きかねないと判断した。
苦渋の選択だった」と話すとともに、
再建にめどが立ち次第、辞任する考えを明らかにした。
03/01/29 11:18:58
◆「苦み」だけを生み出す酵母を開発 HP
山形県工業技術センターが国内で初めて開発に成功。
「苦み」は味にコクをもたらす。
この酵母を使用することにより、
フレンチや中華などの味の濃い料理にも合う日本酒が醸造できるようになる。
あっさりした淡麗辛口が人気にもかかわらず、
コクのある日本酒の登場を消費者はどう受け止めるのか。
03/01/29 11:15:23
◆2002年ビール・発泡酒出荷量2.6%減。2年ぶりに減少 HP
総量5億4742万ケース。
シェアは、アサヒ38.3%(0.3%減)、キリン36.2%(0.4%増)、
サッポロ14.1%(0.9%減)、サントリー10.5%(0.8%増)。
ビールは10.9%減、発泡酒15.6%増。
発泡酒の構成比37.2%。景気低迷の影響から消費量がダウンした。
本年5月の発泡酒増税が実施され、増税分は小売価格に転嫁される見込。
プリン体カットなどの健康志向発泡酒で各社は
新しいニーズを引き出そうと躍起になっている。
03/01/29 11:13:32
◆キリンがオーストラリア子会社のワインを輸入 HP
オーストラリアのビールシェア約41%を持つ
「ライオンネイサン」にキリンは45%出資している。
ライオンネイサン社は
オーストラリアワイン「ペタルマ」を買収し、
ビールとワインの2本柱となった。
この度、キリンは同ワインを日本に輸入する。
さらにライオンネイサンは
アジア向けの低価格ビール「キリンバービール」を今春発売。
国際的な連携関係を活用して、世界市場を狙う。
03/01/23 14:54:48
◆サントリーのミネラルウォーターが2種に HP
以前からの「南アルプス天然水」に加え、
阿蘇山周辺から採取したものを発売。
「サントリー天然水(南アルプス)」
「サントリー天然水(阿蘇)」
の2本立て。
中国・九州地区は阿蘇、
以外は南アルプスと地区によって分ける。
物流費の削減効果もあるが、
山梨県が導入検討中の
ミネラルウォーター税を軽減させる狙いと思われる。
03/01/23 14:53:03
◆マクドナルドが270円のプレミアムバーガー発売 HP
肉の量を2倍の80グラムに増やして
「プレミアムマック」の名称で発売。
まずは1/9から静岡県限定でスタート。
お客から「高級感のあるメニューもほしい」
という要望があったようだ。
「プレミアムマック」で手作り感を演出し、
売上の回復を狙う。
全てがマニュアルであり工場の工程のような作り方が、
工業製品的なイメージを与えてしまっている。
この製造工程を変えなければ手作り感は生まれないのでは。
03/01/23 14:50:39
◆新しいタイプのはっ酵乳『マサイの戦士』 HP
大塚製薬株式会社が、
はっ酵乳「マサイの戦士」を2月4日より
関東、甲信越、東海、関西、四国地区(1都2府21県)で発売。
また同日より、インターネットでも全国販売する。
(URL:http://www.masainosenshi.com)
「マサイの戦士」は、世界で初めて、
はっ酵乳に植物性乳酸菌(L.プランタラム)を利用した
"飲むヨーグルト"。
L.プランタラムは、植物性乳酸菌の一種で、
植物に棲み、野菜や穀類に存在。
牛乳中で酸の生成が少ない菌種で、
健康成人からも検出される身近な乳酸菌である。
大腸に生きて到達し、腸内ビフィズス菌を増加させるため、
ミドルエイジの体力(行動体力、防衛体力)を支える新栄養飲料として活用できる。
03/01/14 00:41:28
◆濃色発泡酒『生黒(ナマクロ)』 HP
キリンビール株式会社が、
新しいタイプの濃色発泡酒「生黒(ナマクロ)」を
3月5日から全国で発売。
2002年に発売した発泡酒の「極生(ゴクナマ)」のコンセプトである、
「飲みやすさ」と「買いやすさ」を受け継いだ兄弟ブランドとして、
これまでにない新しい味覚のカジュアルな濃色発泡酒を提案。
従来の嗜好性が高い黒ビールとは異なり、
日常の生活シーンで定番として楽めるといつのが特徴。
発売品種は350ml缶と500ml缶で、
希望小売価格はそれぞれ130円と180円。
03/01/14 00:39:07
◆マクドナルド、29年ぶりの赤字 HP
2002年12月期決算で、
日本マクドナルドが29年ぶりの当期赤字に転落した。
1971年の創業以来最大のピンチといわれている。
2002年2月、
いつまでもデフレではないという藤田田会長の判断から、
平日半額セールを打ち切り、
ハンバーガーを65円から80円に「値上げ」した直後から、
客数、売上高(いずれも既存店ベース)ともに
前年比2割近く減ったのがきっかけ。
そこで「赤字店舗は引きずるよりも早めに切り捨てる必要がある」
と八木康行社長は昨年末の記者会見で語った。
そこで、昨年赤字に転落した、
全国約3900店のうちの176店すべての店鋪を2003年に閉鎖するという。
90年代後半には年500店のペースだった新規出店も、
2003年は90店前後まで落とすという。
出店と閉鎖の差し引きで店数が減るのは
マクドナルド創業以来初めてのこと。
そのかわりに既存店の充実をはかっていく方針だ。
機能最優先だった従来と違う改装店を
「ゆとり型店舗」を拡充する方針し、
地域色を生かしたメニューも開発していくとのこと。
03/01/14 00:37:31
◆宮城県が生ガキ偽装の疑いで2業者名を公表 HP
韓国産生ガキが宮城産として売られていた問題で、
宮城県は2月7日、偽装販売の疑いが濃厚になったとし、
同県石巻市の仲買業「住吉屋」と
関連の「マルスミ水産食品」(同)の社名を公表。
両社が
不当景品類及び不当表示防止法に基づく立ち入り検査を拒否したため、
県は近く、
同法違反の疑いで県警に告発する方針。
県によると、
両社は一昨年10月から昨年3月までの間に、
韓国産の生ガキ計約100トンを宮城県内に搬入したとのこと。
03/01/14 00:34:47
◆2002年ビール・発泡酒販売量でアサヒが2年連続首位。
但し、キリンが追い上げ。 HP
アサヒは2億940万ケース、3.6%減。
キリンは1億9820万ケース、1.5%減。
2年連続でアサヒが1位となったが、差は縮まった。
キリンの発泡酒新製品
「極生」「淡麗グリーン」が人気で追い上げた。
キリンはチューハイ「氷結」も好調で、
サントリーを抜いてチューハイ分野で首位を獲得。
総合力では、キリンがリードしている。
03/01/14 00:32:59
◆ソースの原材料表示に違反発覚 HP
JAS法では、
重量の重い順に原材料を表示するよう定めているが、
業界団体の自主判断で、
「野菜・果実、醸造酢、糖類、食塩、香辛料」
の順に表示することを申し合わせていた。
従来のソースはこの順で問題がなかったが、
最近はお好み焼きソースなど、
「糖類」の割合が「野菜・果実」を超えて
最も重い原材料となっているものが登場。
JAS法に違反することとなり、
各メーカーは表示ラベルの修正を始めた。
何の気なしに使っている業界習慣も再度見直しが必要だ。
03/01/14 00:30:58
◆JTが英「トワイニング」の紅茶飲料を販売 HP
JTは「トワイニング」の輸入販売権を持つ片岡物産と提携し、
「ストレート」、「ミルク」、「レモン」などの
紅茶飲料を4月に発売する。
茶葉やティーバックは変わらず片岡物産が扱い、
相乗効果で需要喚起を図る。
JTの清涼飲料事業は「桃の天然水」以降低迷しており、
シェア2%程度に止まる。
脱タバコ事業を目指し食品事業に注力しているが、道は険しい。
03/01/14 00:29:12
◆日本ミルクコミュニティー発足 HP
雪印乳業・全農・全酪連の三者が牛乳事業を分離統合し、
1/1付けで新会社「日本ミルクコミュニティ株式会社」が発足した。
2003年度売上目標2450億円。
新ブランド「メグミルク」を掲げて、
明治乳業に次いで2位の牛乳生産者となる。
今回統合した3者ともに牛乳事業は赤字。
規模の拡大により、2004年での黒字を目指す。
雪印事件が牛乳事業再編成の契機となった。
03/01/08 16:54:25
◆地ビール減税、来年4月実施へ HP
減税対象は新規参入者と生産量の少ない製造者のみ。
2003年4月から2006年3月までに新規免許取得者と、
前年の生産量が1300KL以下の既得免許者。
3年間限定で年200KLを上限に20%減税される。
200KLを超えた分は従来のビール税が適用される。
350mlで約15円酒税が安くなる。
地ビールの最低生産量は60KL、
実際には100KL前後の製造者が大半。
地ビール低迷の中でほとんどの製造者が減税の恩恵を受ける。
最近は最低生産量が6KLとハードルの低い発泡酒免許で製造する業者が増えている。
03/01/08 16:50:45
◆緑茶の産地表示の自主基準改正案まとめる HP
日本茶業中央会は25日、
これまで基準がなかった緑茶の産地銘柄表示について、
自主基準の改正案をまとめた。
「静岡茶」や「宇治茶」といった表記は、
(1)その都道府県や産地で生産された原料を50%以上使用
(2)その都道府県や産地で最終的に製品に仕上げた場合に限る
と規定。
外国産の使用は認めないとのこと。
03年度を試行期間とし、04年度から実施する。
03/01/08 16:49:21
◆11月のスーパー売上高、55カ月ぶり増加 HP
経済産業省12月26日発表の11月の商業販売統計によると、
全国のスーパーの販売額が
前年同月比(既存店ベース)0.7%増の1兆636億円となり、
55カ月ぶりに増加に転じた。
主力の飲食料品が、生鮮食品の価格上昇や、
BSE問題が一服したことによる牛肉販売の回復などで、
2.9%増加したのが理由のひとつ。
百貨店販売額は0.4%減の8288億円にとどまっているが、
スーパーと百貨店の合計である大型小売店販売額は0.2%増の1兆8925億円で3カ月ぶりの増加。
03/01/08 16:48:10
◆am/pmジャパン
オリジナル冷凍食品「おうちでDeli おこめサンドやきにく」を発売 HP
am/pmジャパンが、オリジナル冷凍食品
「おうちでDeli おこめサンド やきにく」を販売、
店頭のみで販売していた「おこめサンド やきにく」の持ち帰りが可能となった。
「おこめサンド」シリーズは、
日本人の好きな米をファーストフードに、
体によい、おいしいものをという2つのコンセプトを基に開発されたもので、
デリカテッセン需要が高まっているなか、開発された。
価格は280円(税別)。
03/01/02 22:45:53
◆ポッカ、5つの穀類を使った栄養バランス飲料「丸ごと大豆穀乳」を発売 HP
ポッカコーポレーションは、健康食品の新製品として、
生産者の顔が見える5つの穀類
(大豆、黒米、ひえ、もちあわ、もちきび)
を使用した栄養バランス飲料
「丸ごとだいず大豆こくにゅう穀乳」(190g缶、160円)を、
1月6日から全国発売する。
03/01/02 22:44:21
◆アサヒ飲料の「ワンダ モーニングショット」が年内の販売目標を突破 HP
アサヒ飲料が、
10月2日に全国発売した朝専用の缶コーヒー
「ワンダ モーニングショット」が、
発売後1週間で年間予算の4分の1となる100万箱を突破、
12月19日には本年の販売目標400万箱(1億2000万本)を突破した。
日本人全員が1人1本ずつ飲んだ計算になる。
「ワンダ モーニングショット」は、
商品・広告宣伝・販売促進の全てを「朝」というコンセプトに集中して発売された。
自動販売機部門に関して、
同社の直販部門自販機を定点観測した結果、
「ワンダ モーニングショット」を含めたコーヒー全体の売上は
モーニングショット発売前に比べ130%という高い伸びを示している。
03/01/02 22:42:41
◆世界のビール消費量2.1%増。日本は5位 HP
キリンビールが2001年の世界主要国でのビール消費量を発表。
1位は米国で1.3%増、
2位は中国で1.8%増、
3位はドイツで2.1%減。
ブラジルが続いて日本は5位。
但し、発泡酒も含む。
伸びが目覚しいのはロシアで21.0%増。
英国を抜いて6位に浮上した。
米国は巨大ビール市場にもかかわらず1.3%伸びていることに注目したい。
バドワイザーを持つ世界第1位のアンホイザー・ブッシュ社が販売を伸ばし続けている。
03/01/02 22:33:09
◆日本酒大手の「多聞」が民事再生法を申請 HP
負債総額約96億円。
2002年3月期売上高35億円。
出荷数量で20位内に入る大手日本酒造メーカーが破綻した。
日本酒メーカーは、
女性向けにアルコール度数を下げたり、
おしゃれなパッケージを開発したりと
新規ユーザー獲得に奔走してきたが思うように進んでいない。
既存の日本酒ユーザーも離れ出し、
新潟の一部メーカーを除き非常に厳しい状況にある。
03/01/02 22:31:40
◆サッポロビールが持株会社に HP
2003年7/1付けで
持株会社「サッポロホールディングス(仮称)」に移行する。
傘下に、ビール、清涼飲料、不動産、外食の4社を配置。
サッポロビールはそのまま名義変更し持株会社となる。
東証2部上場のサッポロライオンの株式を
新規持株会社の株式と交換することにより、
6月末で上場を廃止する。
持株会社化することにより、
責任の明確化と決裁の迅速化を図る。
03/01/02 22:29:46
◆サッポロビールが新ミネラルウォーターを輸入販売 HP
仏産の「ヴァットヴィレール」で来年4月から輸入販売。
本年「ヴィッテル」がサントリーに移った。
自販機ではカルピスの扱う「エビアン」が穴埋めとして加わったが、
自社独自のミネラルウォーター・ブランドを求めていた。
キリン、サントリーは
別会社を作ったり、専任ウォーター事業部を作るなど力を入れている。
「ヴァットヴィレール」は500mlのガラス瓶もあり、
業務市場での販売も予定している。
03/01/02 22:27:50
◆あけましておめでとうございますm(_ _)m HP
あけましておめでとうございます。
今年もコツコツと食べ歩いて紹介しますので
これからもどうぞご贔屓に。
本年もよろしくお願いします。
03/01/01 00:00:00
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