◆オリーブオイルの輸入量11%増 ─ 3年連続増加 HP
2002年の輸入量は3万2463トン、11%増。
金額では127億円、19%増。
国別には、イタリアとスペインで98%を占める。
種類別には、バージンオイル10%増、ピュアオイル11%増。
平均単価はバージンオイルで1キロあたり434円、7%増。
高級志向になっている。
オリーブオイルは日本の食文化に定着した。
03/03/31 10:45:44
◆花王が体脂肪を減らすお茶を特保で販売 HP
体脂肪を減らす効果のあるカテキンの濃度を濃くした
緑茶とウーロン茶を3/19に発売。
ブランド名は「ヘルシア」。
さらに、
効果を明示しても良い「特定保健用食品」の認可も受けた。
実験で1日340mlずつ3ヶ月飲むと体脂肪が10%減少した。
花王は初めて飲料市場に参入する。
03/03/31 10:44:03
◆4社横並びで発泡酒値上げ HP
本年5/1の発泡酒酒税増税後の新価格が発表になった。
ビール4社ともに希望小売価格で、
350ml缶が10円上がり145円に、
500ml缶が16円上がり201円となる。
前月の4月に買いだめを促す販促キャンペーンを各社とも仕掛ける。
値上げ幅がわずかなため、
そのままでは買いだめが起きないと読んでいる。
03/03/31 10:42:07
◆中国産冷凍ホウレン草の販売をニチレイが再開 HP
基準値を超える残留農薬が発見され
昨年7月に厚生労働省が輸入自粛を指導していたが、
中国政府は罰則規定も含んだ法規制を行うことを受けて
本年2月自粛解除。
ニチレイは5月末にも販売を再開する。
但し、
中国の委託先が直接管理する農場で栽培されたホウレン草に限定。
ニチロやノースイも再開する。
安全性は確保された上で市場に再登場する。
03/03/31 10:41:04
◆「無農薬」「減化学肥料」表示は使用禁止に HP
農水省が改正した表示ガイドラインを2004年4月に施行する予定。
農薬の使用頻度を5割以下、
化学肥料の使用量を5割以下に減らしたもののみ
「特別栽培農産物」と表示できるようになる。
「無農薬」表示は化学肥料をも使って無いかのように
消費者に誤解を与える、
「減化学肥料」表示はどのくらい減らされたのか不明瞭、
と批判されていた。
基準を厳格にしてほしいという消費者の求めに対応した。
03/03/31 10:37:13
◆サバ・イワシが狭心症や脳卒中を防ぐ HP
山口大学医学部が研究発表。
青魚に含まれ、
コレステロールを下げる働きのある「エイコサペンタエン酸」が
血管の異常収縮を抑える作用もあることを発見した。
これが狭心症や脳卒中を防いでくれる。
中高年男性の間で「ヒカリモノ」人気が上がりそうだ。
03/03/31 10:35:24
◆菓子メーカー「東ハト」が民事再生法の適用申請 HP
今月14日、
大手スナック菓子メーカーの東ハト(本社・東京、小林順子社長)が、
東京地裁に民事再生法の適用を申請する方針を固めた。
負債総額は約400億円とのこと。
東ハトの食品部門は
『オールレーズン』『キャラメルコーン』などの販売において堅調だが、
ゴルフ場会員権の償還負担など他事業で資金繰りが困難になっていた。
東ハトは49年創業、
昨年2月に創業者出身の小林義迪元社長が、
資金流用疑惑が浮上したため解任され、
後任となった楠美勲元社長も、
昨年九月の臨時株主総会で解任された。
そして小林氏の妻の順子氏が翌月、社長に就任するといった、
社長交代劇が相次ぎ、経営が混乱していた。
03/03/19 19:14:10
◆酒類免許自由化とともに販売管理者を義務付け HP
本年9月から申請さえすれば自由に酒類を販売できるようになる。
反面、未成年者への酒類販売の危険性が高まる。
財務省は防止のため販売管理を強化する。
研修を受けた者が酒類販売管理者とされ、
他の従業員を指導する。
また、管理者を置かなければ罰金も科される。
但し、1店舗1人で常駐している必要はない。
9/1施行の見込。
03/03/19 19:10:36
◆ノンアルコールビールは判断力を鈍らせない HP
ハイネケンが研究所と共同で調査。
ノンアルコールと言えども0.5%のアルコールが含まれており、
この影響を明らかにした。
2時間以内に
同社ノンアルコールビール「バクラー」を3本飲んでも
集中力、判断力、記憶力などの精神機能は低下しない。
呼気中のアルコール濃度も全く変化なし。
適度な量では車の運転に影響を与えないことが結果付けられた。
03/03/19 19:09:38
◆生協が食品のあいまい表示見直し HP
消費者に誤解を生む恐れのある表示が4月から全国の生協で追放される。
「完熟」「本格」といったあいまいな表現は使用を認めない。
「朝採り生野菜」も「朝9時までに収穫した生野菜」となる。
虚偽表示問題に対し、厳格に事実を示すことをメーカー・生産者に求める。
しかし、行き過ぎると工業製品のようになってしまい、
食品においしさを感じなくなってしまわないだろうか。
03/03/19 19:07:30
◆米国産鶏肉がインフルエンザで輸入禁止に HP
米国のコネティカット州で鳥インフルエンザが発生。
農水省が3/6、米国産すべての鶏肉、アヒル肉、ターキー肉などを
一時的に輸入禁止にした。
感染が拡大していないことが確認されるまで米国産は輸入禁止。
その後、
3/11に発生源のコネティカット州産のみの輸入禁止となり、
他の米国産は輸入が再開された。
各地で続々と鳥インフルエンザが見つかっている。
人間への感染が確認され、
中国で死者が出たばかり。
03/03/19 19:00:57
◆IT基本戦略の原案、明らかに HP
小泉首相を本部長とするIT戦略本部が、
6月見当でとりまとめる新IT基本戦略の原案が5日に明らかになった。
今回の特徴は、身近なIT化の成果を目指し、
具体的な数値目標を掲げてあること。
たとえば、「食」の分野では、
05年までに全ての牛肉、
10年までに多岐にわたる品目の食品について、
店頭の端末機などで消費者が産地情報を確認できるようにすることなどが数値目標となる。
また、原案については7日、IT戦略本部の会合で報告され、
新しく任命を受けた民間有識者を交えて議論が行われた。
03/03/14 20:17:14
◆サントリー「トリスウイスキー」復活 HP
「トリス」の新製品「スクエア」が3/18発売。
従来の丸瓶と異なる、角型の透明ボトル。
700ml、910円。
1946年発売され
「トリスを飲んでハワイに行こう」「トリスバー」などで
国産ウイスキー普及に貢献したブランド。
当時のCMキャラクター「アンクルトリス」も復活する。
懐かしの「トリハイ」(トリスのソーダ割り)が飲食店でも復活しそうだ。
03/03/14 20:15:34
◆財務省が特区で「どぶろく」解禁 HP
構造改革の一環として政府は地方自治体からの要望により、
特別な規制緩和を認める「特区」を設けることを決めている。
その特区内で、「どぶろく」の自家製造を認め、
しかも最低製造数量を設けない方針が明らかになった。
民宿や農家などで少量でも作れる。
但し、酒税は課される。現在、岩手県が要望。
「どぶろく」はかつて一般家庭で作られていた酒。
特区内では、酒税さえ払えば自家製造が許される。
03/03/14 20:13:59
◆5月の酒増税で発泡酒・ワインが値上げ HP
キリンビールは希望小売価格ベースで
350ml缶を10円、500ml缶を16円引き上げる。
酒税増税分は、各々10.24円、14.63円。
メルシャンは720mlワイン1本あたり10円引き上げる。
酒税増税分は13.97円。
店頭実勢価格でも、現行から各値上げ分がオンされる見込。
5/1より実施。
03/03/14 20:12:40
◆中国産冷凍ホウレンソウの輸入が2/26から自粛解除 HP
基準値を越す農薬が検出され、
厚生労働省は昨年7月から輸入の自粛を指導していた。
中国政府との協議の結果、
中国側は罰則規定も含んだ法規制を行い、
日本側も自主検査を義務付けることで
この度、輸入自粛の解除となった。
但し、違反が発見されれば再度、自粛指導となる可能性もある。
失われた信用を回復するには時間がかかる。
03/03/14 20:11:44
◆牛肉買い上げの不正、新たに1社発覚 HP
農水省は28日、国の国産牛肉買い上げ事業で、
全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)
傘下の食肉卸業者が申請した牛肉約1.8トンが、
買い上げ対象外の輸入肉であったことを発表した。
外部識者を入れた同省の判定委員会は、
意図的と言い切れないとの見識を示したため、
同省は業者名や所在地を公表していない。
この業者は買い上げ申請を取り下げている。
業者側の説明によれば、
01年秋、
買い上げ対象の国産牛肉を箱詰めするよう専務が部長に指示。
部長は輸入肉も対象と勘違いし、
米国産牛肉を箱詰めした際に、
ラベル印字機に『輸入肉』の設定がなかったとのこと。
そのため、国産肉を表す『ホルスタイン』のラベルを箱に張った。
そして部長が病気療養中の2002年の1月に雪印食品の牛肉偽装事件が起き、
その時に部長は輸入肉が対象外だと知った。
しかし部長は、
恐ろしくなって専務に申告しなかったという。
同年7月に日本食品の牛肉偽装事件が起きた後に、
部長は専務に申告。
業者側は8月、全肉連を通じて同省に報告。
それと同時に部長を解雇し、社長と専務を減給処分にしたという。
03/03/07 13:08:18
◆ディズニーシーのスープ回収へ HP
2月28日、
東京ディズニーシー(TDS)を経営するオリエンタルランドは、
東京ディズニーシーで販売していた
レトルト食品の「ミネストローネスープ」
を回収すると発表した。
理由は、食品衛生法で表示が義務付けられている、
アレルギー物質が含まれていたにもかかわらず、
原材料欄で表示が漏れていたためとのこと。
オリエンタルランドによると、
同商品は中村屋食品工場(神奈川県海老名市)が製造。
2001年7月より、
東京ディズニーシー内の店舗
「ヴェネツィアン・カーニバル・マーケット」
で計5559個を販売していた。
しかし、
表示を義務付けられている
「卵たん白」と「乳たん白」が微量に含まれていたのに、
表示がぬけていたという。
03/03/07 13:00:57
◆ペットボトル入りビール誕生 HP
呉羽化学工業が
ビールなどの炭酸ガス圧の強い飲料用ボトルに使える樹脂
「PGA」を開発。
従来のPET容器は、
炭酸ガスが外に漏れ中身の品質を長期間保つことが難しい。
新しい樹脂はガラスや缶に匹敵するガス遮断性がある。
2006年には量産化される予定。
特に、業務市場では重いビール瓶から開放されメリットは大きい。
03/03/07 12:58:18
◆鳥のインフルエンザが中国で人間に感染、2人死亡 HP
世界保健機関WHOが発表。
中国福建省に旅行した香港の家族5人の内、2人が死亡。
鳥のインフルエンザが検出された。
WHOは世界的な大流行になる可能性もあるとして、
香港・中国南部での監視体制を強化している。
2001年5月にも香港で鳥インフルエンザが発生し、
日本の農水省は中国産家きん類の輸入停止を行い、
後に、輸入解禁。
ただ、鳥から感染した後、
人間同士で感染していくのかは不明のようだ。
03/03/07 12:56:43
◆ニッスイの冷凍枝豆特許が無効に HP
日本水産は「冷凍塩味茹で枝豆」で製品特許が1998年9月に成立。
同様の冷凍枝豆を製造するメーカーなど41社に
特許料を支払うよう求めていた。
対し、ニチロは昨年2月容易に発明できる技術である、
として特許の無効を求めた。
特許庁は2/18、特許を無効とする審判を下した。
ニッスイが30日以内に不服を申し立てなければ無効が確定する。
冷凍枝豆は冷食の中で主要商品であり、
特許料を請求されていた他メーカーにとっては吉報。
03/03/07 12:54:36
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