養殖トラフグで発がん性のあるホルマリンを使用  HP
長崎県は養殖フグの生産高日本一。
県内のトラフグ養殖業者151社の内95社が
寄生虫対策としてホルマリンを使用していたことが判明。
長崎県は約166万匹のトラフグを出荷停止にした。
2001年、2002年にも
ホルマリンを使用したトラフグを各々168万匹、
182万匹出荷済み。
ホルマリンは消毒薬だが、
動物実験で発癌性と催奇形性が報告されており、
水産庁も使用を禁止していた。
安全性に対する意識が高まっている中で、
また事件が発生。
消費者の食べ物に対する不信感をまた募らせた。
03/04/28 13:44:42

キッコーマンが米国でしょうゆを増産  HP
米国ウイスコンシン州の工場の生産能力を1.4倍に拡大する。
米国でのしょうゆ販売は好調で
2001年には13万キロリットルを越えた。
日本市場の1/2近くもある。
同社のしょうゆ事業の営業利益は海外比率が39.4%に達している。
日本食がヘルシーフードとして海外でも広く受け入れられ、
しょうゆは国際的な調味料に育っている。
03/04/28 13:41:01

ファミリーマートが発泡酒増税に反旗。価格据え置き  HP
5/1実施の発泡酒増税にあたり、
メーカーは一斉に値上げに踏み切るが、
コンビニの「ファミリーマート」は価格据え置きを表明した。
下がってしまう利益率を来客増でまかなう目論み。
価格決定権が
メーカーから流通に移っていることを示す象徴的な出来事。
追随する流通が出てくれば、
メーカーの値上げが通らず、
納価下げ要求が強くなる可能性が出てきた。
03/04/28 13:39:38

マクドナルドが品質訴求「ニューテーストメニュー」スタート  HP
4/23から、牛肉を通常の2倍使った「プレミアムマック」270円、
斬新な豆腐のバーガー「おとうふサンド」230円など
品質にこだわった新メニュー4品を発売。
これを皮切りに「エンジョイ・ニュー」と名付け、
6〜8週間のローテーションで新しい商品を続々提案する。
低価格路線を捨てた。
こだわり商品、オープンキッチン、商圏・客層ごとの内装転換など
商品・サービス・店舗の3分野で新しい事を仕掛けていく。
新商品により客単価を引き上げ、
売上高18ヶ月前年割れから脱却する。
03/04/28 13:38:06

農水省が食品表示ウォッチャーを公募  HP
スーパー・コンビになどの店頭に並ぶ食品の表示状況を
定期的にモニターしたり、不適切な表示を探す業務を行う。
全国で300人を募集。
農水省が日本農林規格(JAS)協会とともに実施。
メーカーや流通は、
小規模企業と言えどもウォッチされる。
常にモニターされていることを意識しなければならない。
03/04/24 10:36:46

冷食の国内生産量1.5%減。海外へ生産シフト  HP
日本冷凍食品協会が2002年分を調査。
国内生産量は148万トン1.5%減、
金額は7050億円4.1%減。
業務用は102万トン、1.1%減で2年ぶりのダウン。
家庭用は46万トン、2.3%減と85年以来初めてのダウン。
特に畜産物がBSEの影響から、20.8%減と大幅にダウンした。
国内工場数も6%減少。
同時に調理用冷食の輸入量も調査しており、
こちらは量で20.2%増。
特に全体の65%を占める中国産が26.7%増えた。
冷食生産はコストダウンを求めて中国にシフトしている。
03/04/24 10:35:02

厚生労働省研究班がクローン牛の安全性を認めた  HP
研究班は安全性を懸念するデータはないとの報告をまとめた。
今後、今年7月に開設される食品安全委員会にかけられる予定。
クローン牛が食肉として流通される可能性が出てきた。
クローン牛の技術も確立されていない中で、
日本だけが先行して安全宣言を出す意味があるのか。
03/04/24 10:33:22

接待飲食店は74千店、2.9%減  HP
警察庁が営業許可を受けた飲食店の2002年の実態を発表。
接待飲食店の内、
最も多いスナック・クラブや料亭を指す
「2号営業店」は68千店、3.1%減。
深夜酒類提供飲食店は271千店、0.3%増。
街場の市況から判断すると、
営業許可の必要な飲食店は不況に強いと言えそう。
ちなみにパチンコ店は16千5百店、1.8%減。
03/04/24 10:32:03

キリン一番搾りをオーストラリアで製造販売  HP
キリンが46%の株を持つ
オーストラリアのライオンネーサン社が製造し、
オーストラリア・ニュージーランドにて
5/1よりプレミアムビールとして販売する。
キリンは中国で
ライオンネーサン上海工場にて「キリン・ピュア」を製造、
日本でライオンネーサン社のワイン「ペタルマ」を輸入するなど、
アジア・パシフィックで連携を深めている。
03/04/14 10:46:00

イオンがプリマハムを刑事告発  HP
イオンがプリマハムに委託製造したアスパラベーコン巻に
契約外の卵白が使用され、
イオンの店頭で虚偽表示となっていた。
イオンはプリマハムを本年2月に全面取引停止にしただけでなく、
食品衛生法違反の容疑で警視庁に刑事告発まで行った。
イオンは徹底的に争う構え。
03/04/14 10:44:31

吉野家が「ペッパーランチ」に出資  HP
吉野家は
FF型ステーキハウス店をFC・直営にて54店運営する
ペッパーフードサービスの株9.4%を取得した。
さらに、吉野家の子会社で
たこ焼き・たい焼き店を展開するピーターパンコモコが
加盟店契約を結び、商業施設で「ペッパーランチ」を出店する。
吉野家はノウハウを提供することにより、
加盟店開発に悩むペッパーフードサービスの早期株式公開を支援する。
中小FCチェーンは長引く景気低迷により
独力での加盟店開発が難しくなっている。
03/04/14 10:43:25

50代女性は外食先に不満  HP
くらしHOW研究所が50代女性1000人に調査。
現在行っている趣味や活動のベスト5は、
健康維持・向上、国内旅行、外食、習い事、ガーデニング。
外食は45%の方が挙げた。
しかし、自分にぴったりくる外食先が少ないと不満を持っている。
団塊の世代は娘から店情報をもらっているようだが、
独自に知ろうとすると難しいのが現状。
03/04/14 10:41:11

仏ダノンがヤクルトの筆頭株主に  HP
ダノンはヤクルト株を2000年に5%購入したが
今回買い増して19%、筆頭株主となった。
ダノンは日本では味の素グループと提携し、
カルピス味の素ダノン株式会社を1992年に設立。
ヨーグルト製品の製造販売を行っている。
また、
ミネラルウォーター「エビアン」を所有し日本でカルピスが販売。
ダノンは世界各地で
ネスレとミネラルウォーター水源の争奪合戦を始め競い合っており、
ヤクルトの進める予防医学「プロバイオティクス」を取り込んで
ダノングループの差別化を図る思惑か。
03/04/14 10:39:50

マヨネーズでは「Q熱」発症事例はなし  HP
「週刊文春」3/27号で
マヨネーズがQ熱菌に汚染されている危険がある旨報道された。
牛や家畜の唾液や排泄物、またはダニを媒介して人間に感染する
「コクシエラ菌」が引き起こす熱病を「Q熱」という。
突然疲労感に襲われ、微熱、頭痛、倦怠感などの症状が現れる。
週刊文春に対し、
マヨネーズ協会が国内外でマヨネーズの摂取を原因とする
「Q熱」の発症事例は報告されていない、
さらに海外でもマヨネーズに関し「Q熱」対策を講じている国はないと反論。
安全に関し消費者は非常に敏感になっており、暫くこの問題は続きそうだ。
03/04/07 13:36:59

サイゼリヤの既存店売上高13.6%減  HP
昨年9月から本年2月までの半年間で既存店売上高13.6%減少。
客数10.4%減、客単価も3.6%下がった。
新店を含めた売上高は、店舗数が21.9%増えたにもかかわらず3.7%増に止まった。
3/23に同店でミートボールを食べたお客が入院する事件が起きた。
サイゼリヤは1999年の東証1部上場以来増益を続けてきたが、
2003年8月期は減益になりそう。
03/04/07 13:33:23

サントリーが6月から全輸入酒をオープン価格に  HP
輸入酒は希望小売価格と実勢価格の差が非常に大きい。
例えば、「ジャックダニエル」の希望価格は3380円だが、
実勢は1500円前後。
有名無実な価格は取り下げる。
同社輸入ワインは既に2001年からオープン価格に変更済み。
オープン価格にすると輸入酒の売上金額が下がってしまうため、
なかなか手が付けられなかった模様。
03/04/07 13:31:42

ノンアルコールビールの値下げ合戦がスタート  HP
キリンが5/14から「モルトスカッシュ」を
130円で発売することを先行発表したところ、
サッポロも追随し
4/23発売の「スーパークリア缶」を130円と発表。
サントリーの「ファインブリュー」は
150円で既に販売されているが、130円に値下げを発表。
各社とも家庭でのノンアルコールビールの需要拡大を期待。
03/04/07 13:29:59


過去のニュース