カイワレがO157の原因とする国の公表は違法  HP
1996年7月に大阪府堺市の小学校などで
大腸菌O157の感染による集団食中毒が発生。
当時の菅直人厚生相が
「カイワレ大根が原因食材である可能性が最も高い」と発表。
カイワレの需要は壊滅的な状況になった。
日本カイワレ協会は国に訴訟を起こしていたが、
5/21に東京高裁は国の違法を判断し、
約千六百万円の損害賠償を認めた。
カイワレが原因であるとは今も証明されていない。
世間を混乱させる大きな力を持つ国の発表に責任を持つよう警告した。
03/05/29 15:35:57

カナダでBSE確認  HP
カナダ・アルバータ州でBSEに感染した牛が1頭見つかったと
カナダ農務省が5/20発表。
農水省は5/21にカナダ産牛肉の輸入を停止した。
同国産は2002年で輸入牛肉全体の3.7%を占めるに過ぎない。
米国産が代替となるが、輸入牛肉に先高観が出てきた。
吉野家、マクドナルドを始め外食各社はカナダ産の使用を中止した。
BSE騒動が再燃しなければ良いが。
03/05/29 15:30:06

中国産冷凍ホウレンソウの輸入自粛、再発令  HP
厚生労働省が5/20に再度、輸入自粛を指導した。
日中政府の会合で
日本向けホウレンソウの生産に農薬クロルピリホスを使用せず、
さらに中国政府が衛生証明書を発行することで同意し、
2/26に自粛が解禁されていた。
4/28に入港した冷凍ホウレンソウから
日本の基準を超えるクロルピリホスが検出され、
輸入自粛が発令された。
解禁後わずか3ヶ月で再発。
急性肺炎SARSの件もあり、
中国政府の衛生に対しての意識の低さがまた露呈された。
03/05/29 09:51:20

韓国・真露が返済滞り裁判所の管理下に  HP
同社は多角化と通貨危機による破綻から1998年和議が決まり、
2500億円を越える負債を抱え再建を行ってきた。
本年3月末に返済予定の約70億円が支払えず、
大口債権者のゴールドマン・サックスが法定管理を申請し認められた。
焼酎販売は好調で韓国内シェア54%、
昨年売上高約1000億円、営業利益約100億円と優良。
現経営陣と労組が一緒になって異議申し立てを行う。
1700億円の負債を抱えている。
ゴールドマン・サックスは真露の経営に不満を持っており、
リストラと経営の透明性を求めている。
03/05/29 09:49:56

日本コカ・コーラやキリンビバレッジの飲料に使用される香料から
無許可添加物発覚
  HP
香料メーカーで英国化学会社の日本法人である
クエスト・インターナショナル・ジャパン社が
製造する香料「クールレモン」などから
食品衛生法で認められていない添加物が発見された。
本社のある横浜市は同社に製造禁止と回収を命令。
同香料は、
日本コカ・コーラの「ボコ」と「くまのプーさん・はちみつレモン」に、
キリンビバレッジの「きりりすーな」に使用。
両社はは自主回収を始めた。
今回の添加物は欧米では使用が認められており、
健康への害はない。
昨年6月発覚の協和香料事件と同じく、
海外との基準の違いが問題を引き起こした。
03/05/29 09:37:29

加工度の高くない食品ほどトレーサビリティが求められる  HP
コンサルティングのアイエックス・ナレッジ社が
首都圏・関西圏の主婦千人に調査。
原材料の履歴情報を求める食品の上位3位は、
「牛乳」、「ハム・ベーコン・ソーセージ」、「ヨーグルト」。
加工度の高くない食品。
また、事故が過去に発生した食品が上位に上がっている。
情報開示費用の価格への転嫁は半数以上が容認。
03/05/20 13:59:53

4月増税前の発泡酒出荷量32.4%増  HP
4月のビール・発泡酒合計の出荷量は0.2%増。
8ヶ月ぶりに前年を上回った。
ビールは18.3%減。
5/1増税を迎えた発泡酒は駆け込み需要により32.4%増。
ビール・発泡酒計に占める発泡酒の割合は約半分の48.2%、過去最高。
しかし、前年3月はアサヒ「本生」10円値下げキャンペーンなどが実施され
その反動で昨年4月の出荷量は低調だった。
本年4月の32.4%増は素直に受け止められない数字。
実際には、駆け込み需要は少なかったようだ。
03/05/20 13:58:21

コニャック「カミュー」がアサヒビールからイーエスジャパンに移行  HP
7/1から移る。
家庭用を中心に低価格コニャックとして年間約4万ケース販売。
カミューは大手酒類資本に属さぬ独立企業。
日本ではヘネシーを始めとするコニャック市場は減少を続けている。
アサヒにとっても販売を続けるのが厳しい商品。
「ボンベイサファイア」「バカルディ」など
ブランド育成に自信を持つイーエスジャパンの元で花開くか。
03/05/20 13:57:17

イオンが「農産アドバイザー」制度。専門知識で販売強化  HP
青果の商品知識、加工技術、接客についての社内試験を実施。
合格者はネームプレートに有資格者であることを表示する。
社員だけでなくパートも対象。
同社は既に1999年から鮮魚の「鮮魚士」を皮切りに、
14の資格を設けている。
お客の相談に乗れる専門知識を武器に販売強化する。
かつて賑わった商店街の八百屋、魚屋は専門知識を持っていた。
スーパーの登場とともに販売員から知識が不要になったが、
再度、商店の原点に返る。
チェーン外食店でもメニューの説明など専門知識が求められているのでは。
03/05/20 13:54:57

サメなどの取引規制条約に日本は拒否  HP
ウバザメ、ジンベイザメ、タツノオトシゴの3種が
昨年11月にワシントン条約で取引規制対象に指定されていた。
日本はノルウェー、韓国、インドネシアと歩調をあわせ
受け入れを拒否する申し立てを行った。
申し立て自体は条約で認められた権利。
日本最大のフカヒレ産地、
宮城県気仙沼市の水産業者などからの反対の声が日本政府を動かした。
環境保護団体からの反発が予想される。
03/05/20 13:53:04

「日清チキンラーメン」が8月に45周年  HP
世界初のインスタントラーメンとして、
1958年8月に35円で発売された。
日清食品は45周年を記念して、
麺の中央に卵用のくぼみ「たまごポケット」を付けて
リニューアルした商品を5/19から発売する。
2003年3月期でチキンラーメンの売上高は18%増。
今は昭和30年代を再現したテーマパークや飲食店が人気を集め、
「トリス」が復活するなどレトロブーム。
チキンラーメンをオンメニューしている飲食店もある。
03/05/13 13:58:45

緑茶、納豆から新ビタミン発見か  HP
「ピロロキノリンキノン」という物質がビタミンの作用をすることを
理化学研究所がマウス実験で発見した。
ビタミンとは人間の生体機能維持に不可欠だが、
体内で作ることができない物質のこと。
今後、
人体への影響が証明されれば正式に認められ14番目のビタミンとなる。
ちなみに1番目は1910年に鈴木梅太郎博士の発見したビタミンB1。
マウスではこの物質が不足すると、
繁殖能力が衰え、毛が抜けるそうだ。
03/05/13 13:56:04

魚介の内臓と塩辛から高濃度カドミウムを検出  HP
水産庁は日本で生産・消費される
主な魚介類等に含まれるカドミウムの実態調査を実施。
魚介類の内臓で7.35PPM、塩辛で1.66PPM。
国際食品規格委員会(コーデックス)で安全基準とされている1PPMを上回った。
最も数値が高かったのが、スルメイカの肝臓33.9PPM。
厚生労働省が2001年度に日常食の汚染物質摂取量を調査したところ、
魚介類から摂取されるカドミウム量は11%に止まる。
水産庁では平均的な食生活を営んでおれば、
健康への影響は生じないと指摘する。
内臓や塩辛は酒のつまみとして珍重されているが、
健康面からは要注意食品。
03/05/13 13:54:10

酒販参入規制法が成立  HP
9月に施行される改正酒税法により酒販免許の自由化が始まる。
新規参入者に押され、経営困難が予測される中小酒販店を守る、
酒類小売業経営改善緊急措置法が4/23に可決された。
税務署単位で指定される「緊急調整地域」内では、
1年間に限り、新規免許の交付と他地域からの酒販店の転入を禁止する。
東京では、荒川、墨田などの
人口が減少している税務署管轄地域が指定される模様。
自由化が決定されてかなりの時間が経ち、
中小酒販店にも経営転換を行うチャンスが
今までに幾度もあったにもかかわらず、
法律でさらに保護されることとなった。
03/05/07 14:33:57

昨年の外食市場規模は25兆5749億円、1.1%減  HP
外食産業総合調査研究センターが発表。
5年連続マイナス。
部門別には
全体の78.8%を占める給食20兆1646億円、0.1%減。
フード主体の飲食店は12兆4829億円、0.5%増。
ドリンクの主体の高い料飲主体店は5兆4103億円、4.7%減。
内、居酒屋・ビアホールは1兆1304億円、4.9%減。
景気低迷により、外食時の酒代が減らされ、法人需要も減ったことが原因。
フード業態は不況にも強い。
03/05/07 14:27:26

沖縄の果汁シイクワーサーで偽装表示  HP
抗がん作用があるとして人気のシイクワーサー。
その100%ジュースに
実はよく似た味のカラマンシーがブレンドされていたことが発覚。
公正取引委員会は4/28、
沖縄の飲料メーカー7社に排除命令を出した。
衛生・安全と並んで虚偽表示の問題も尽きない。
03/05/07 14:25:39

合同酒精が旭化成の灘の清酒「富久娘」を買収  HP
旭化成の子会社、富久娘酒造と、旭化成の持つ営業権を7月に買収する。
金額は5〜10億円。
旭化成は2002年に
焼酎、低アルコール事業をアサヒビールに売却しており、
今回酒類事業から完全に撤退する。
合同酒精は、2001年に福徳長酒類を傘下に加え、
麦焼酎「博多の華」の販売を伸ばすなど、企業買収に成功している。
2002年12月連結で売上高711億円5.6%増、営業利益19億円31.3%増と業績を伸ばしている。
03/05/07 14:23:47


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