◆96度ウォッカで引火騒動続出 HP
6月6日と17日に
都内飲食店でタバコに火をつけようとして引火し客がやけどを負った。
同ウォッカはポーランド産「スピリタス」で、
96度という最強のアルコール度数で話題の酒。
ラベルにも引火注意が警告されている。
以前から輸入されており、年に数回同様の事故が報告されている。
今回は重なったため大きな話題となった。
96度をストレートで飲むケースが増えているのだろうか。
03/06/24 14:00:45
◆人工栽培マツタケをシイタケと鑑定 HP
4月中旬から東京・築地市場に出回り始めた「人工栽培融合松茸」。
農林水産省は調査の結果、「シイタケ」の疑いがあることが判明。
さらにサンプル数を増やして慎重な調査を始めた。
生産・販売社は自主的に出荷を一時停止。
マツタケは人工栽培が出来ないとされているので話題を呼んだ。
同商品は、マツタケ菌とシイタケ菌を掛け合わせて作ったもの。
「シイタケ」と最終結論されれば価値は大幅に下がってしまう。
03/06/24 13:58:20
◆カゴメが野菜ジュースで単独、米国進出 HP
通常の野菜ジュースの2倍の価格で、プレミアム商品として6月下旬から発売。
トマト、ニンジン、ミックスの3味。
当初は日本から輸出し、初年度売上5億円を目指す。
同社は米国ハインツと、日本・米国の双方の市場で販売提携する計画だったが、
昨年9月カゴメが白紙撤回した。
ハインツの力を借りず、単独で米国市場に進出する。
野菜ジュースの日本国内市場は2001年をピークに下降しており、
海外市場に販路を求めた。
03/06/24 13:56:30
◆メルシャンがブドウの国内自社栽培を開始 HP
長野県丸子町で現地農家と遊休地を借りてブドウを栽培する会社を設立。
栽培地は「マリコヴィンヤード」と名付けられた。
敷地12.5ヘクタール、大規模栽培によるコスト削減を図る。
今までは農家との契約栽培により調達してきたが、
委託農家の高齢化により自社栽培に踏み切った。
2年後には長野県池田町でも自社栽培を計画。
国産プレミアムワインの育成を目指している。
03/06/24 13:55:12
◆UCCが50代向けセルフ店を出店 HP
店名はクラッシックな「上島珈琲店」。
6/18に東京・神田小川町にて1号店をオープン。
中高年には懐かしい、布を使った「ネルドリップ方式」でコーヒーを抽出。
内装は、昔のポスターを使うなどレトロ調。
価格はブレンド230円、レモネード300円など。
若者を対象とする店が大半の中、50代向けの店の話題は新鮮。
最近のレトロブームから考えると、意外と若者客も集めそう。
03/06/24 13:53:59
◆マックの59円バーガー、6月末で終了 HP
59円バーガーは7月から80円に値上げ。
新たに月替わりで特定の商品を値引きする「スマートセービング」を導入。
4月の「プレミアムマック」新発売以来、単価をじわじわ上げている。
しかし「プレミアムマック」の5月売上は計画比約10%ダウン。
価格の上方修正をお客は素直に認めてくれないようだ。
03/06/17 11:28:47
◆「エビス黒」売れすぎて7/23まで販売中止 HP
サッポロビールは5/28に発売。
普通缶で通常のビールより15円高い233円。
年内に60万ケース販売する計画だったが、
1ヶ月も経たない内に25万ケースが売れるというヒット商品となった。
十分な製造期間を取って再出発する。
「エビス」のブランド力は強い。
03/06/17 11:05:41
◆5月の発泡酒出荷30.2%減。増税仮需の反動 HP
5月のビール・発泡酒出荷量計は17.0%減。
ビールは8.4%減だが、発泡酒は大幅に30.2%減。
5/1からの発泡酒増税の影響だけでなく、
消費者が缶チューハイに流れていることも原因。
価格を据え置いたファミリーマートでは、
5月の発泡酒販売量が9.4%増となり実質値下げの効果があった。
03/06/17 11:03:34
◆牛肉トレーサビリティー法が可決 HP
6/4に
「牛の固体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」
が可決された。
秋には施行される。
ミンチなどを除く国産牛に出生段階で10ケタの固体識別番号を付け、
生産者から末端の小売店・外食店などに伝えられる。
消費者はインターネットで固体識別番号を照会すると
牛の生年月日、性別、飼育地などの基本情報を閲覧できる。
外食店で番号を表示しなければならない業態と表示方法とは未定。
2001年9月のBSE発覚から法律施行まで2年近くもかかった。
農水省は牛肉に次いで、豚肉、果物、野菜に対象を広げる計画。
03/06/17 11:02:39
◆主婦連が「ノンアルコール」表示にクレーム HP
「ノンアルコール」「アルコールフリー」と言えども
1%未満のアルコールを含んでおり、
不当表示として公正取引委員会に調査を要望。
主婦連合会はアルコールを全く含まないと消費者の誤認を招くとする。
5月に北海道室蘭市で中学生65人がノンアルコールビールで酒盛り。
教育委員会は違法ではないが、
飲まないようにとする文書を生徒と保護者に配った。
確かに酒税法上では酒類とはならないが、
僅かとは言えアルコールが含まれていることは間違いない。
03/06/17 11:00:05
◆キンメダイ、メカジキに水銀。妊婦が食べるなら週2回以下 HP
カジキなどの大型魚やキンメダイなどの深海魚には
食物連鎖を通じて有毒なメチル水銀が自然に蓄積されている。
妊娠中の女性が食べると胎児に悪影響を及ぼす可能性があり、
1回に60〜80グラム食べるとすると週2回以下に
厚生労働省が注意を喚起した。
また、
インドマグロ、クロマグロ、メバチマグロは
さらに水銀濃度が高いことが判明。
しかし、
マグロは平均摂取量が少ないとし注意の対象とはならなかった。
完全に安全な食べ物など無い。
偏り無く多品種を食べることが大切。
03/06/09 15:16:53
◆米国高級食品店「ディーン&デルーカ」1号店オープン HP
6/4に丸の内にオープン。
セレクトされた食品を中心に惣菜、さらにレストランも併設。
米国ではニューヨークを始め全米に食品店5店、カフェ7店を展開し
年商約100億円。
日本では3年後に10店とする計画。
日本法人の出資者は
すかいらーく会長の横川紀夫氏が代表を務める
家具会社ジョージズファニチュア、
伊藤忠商事、ロータスなどカフェブームの火付け役の山本宇一氏の会社。
ランチは1000〜1200円と手ごろな価格設定で
丸の内OL客の人気を集めそう。
03/06/09 15:14:45
◆「無農薬」「減農薬」の表示禁止 HP
農林水産省は野菜や果物に付けられた定義があいまいな表示を禁止し、
「特別栽培農産物」と表示するよう指導。
来年4月に収穫された農産物から適用。
「特別栽培農産物」と表示するためには
化学肥料・化学合成農薬を
現行より5割削減して栽培しなければならない。
審査は地方自治体が行う。
現在は、
「無農薬」「減農薬」「無化学肥料」「減化学肥料」の4種が
農林水産省の指導の元使用されている。
同省は批判を受けて方針転換した。
03/06/09 15:10:30
◆食品表示ウォッチャーが11.5%の店で問題を発見 HP
農林水産省が
2002年度の食品表示ウォッチャー203人の活動結果を公表。
全国で延べ1834店を調査し、
内211店で表示に問題があった。
表示の欠落が多く見られる81店については
日本農林規格協会が再度調査、口頭や文書で改善指導した。
ウォッチャーから、
最近の食品表示はしっかりしており安心感があるが、
その表示が本当のものであるかは別段の検査体制が必要との指摘もある。
メーカーの製造過程への不信感が強い。
03/06/09 15:08:46
◆雪印の集団食中毒事件で元工場長が有罪に HP
大阪地裁が5/27に執行猶予付き有罪判決を言い渡した。
2000年6月に雪印大阪工場で製造した低脂肪乳で
約1万3千人が食中毒になった。
工場長は原因の黄色ブドウ球菌に汚染された脱脂粉乳を廃棄せず
再利用して出荷し被害を発生させた。
石川元社長は嫌疑不十分で刑事責任は問われなかったが、
損害賠償を求める民事裁判は進行中。
食の安全性に対する消費者の意識を高める契機となった事件。
03/06/03 10:42:06
◆子供と食べたいおやつは、バニラアイス HP
日本アイスクリーム協会が
首都圏で6才以下の子供を持つ20〜30代の母親200人に3月調査。
子供と食べたいおやつは、
1位アイスクリーム、2位プリン、3位スナック菓子。
好きなアイスのフレーバーは、
母親でバニラ、チョコレート、抹茶の順。
子供でバニラ、チョコレート、ストロベリーの順。
購入時に重視しているのは「味の良さ」。
量が少なくても、また価格が高くとも、
おいしいと思えるものを選ぶ傾向が高い。
また、「子供に与えて安心」であることを第一に求め、
ここでも安全がキーワードになっている。
03/06/03 10:40:47
◆カネボウが「ヴィタロッソ」のダイエット成分を他社食品に供給 HP
ラズベリーの香りの成分「ラズベリーケトン」に
脂肪燃焼効果があることをカネボウが発見し、
それを使用した化粧品「ヴィタロッソ」がヒット中。
カネボウはこの技術を他社に供与。
山崎製パングループのベーカリー店「ヴィ・ド・フランス」が
ダイエット・パンを、
フンドーキン醤油がダイエット・ドレッシングを販売する予定。
夏に向けてダイエット関連商品が話題。
03/06/03 10:38:56
◆コメの格付け制度が9月に登場 HP
日本精米工業会が主宰。
栄養分、価格、食味評価をもとに、「特」「上」「並」の3段階で評価する。
9月の新米時期から銘柄毎に評価し、店頭で表示することができる。
コメ銘柄は人気のコシヒカリに集中。
本年5月にローソンで
「新潟コシヒカリおにぎり」が虚偽表示であることが発覚するなど、
偽物が出没している。
ブランド力の弱い銘柄の中にも良いコメが多くあることを消費者に啓蒙する。
03/06/03 10:37:11
◆ケンタッキーが「ナゲット」を5/末で終売 HP
1984年から販売してきた。
売上低迷で販売を止める。
サイドメニューとしてマクドナルドと競い合ってきたが、
最近は売行きが思わしくなかった。
サイズは大きいが、
マクドナルドと差別化できる「カーネルクリスピー」で代替する。
同社も不採算部門をカットし整理統合を始めている。
03/06/03 10:34:50
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