◆レジャーとしての外食市場は昨年0.5%増 HP
社会経済生産性本部が「レジャー白書2003」で昨年分の調査結果を発表。
「日常的なものを除いた外食」市場は12兆4830億円、0.5%増。
酒のウエイトの高い「バー、スナック、パブ、飲み屋」市場は
5兆4100億円、4.7%減。
食事が中心の外食市場は手堅い。
また、
競馬・競輪、パチンコなどのギャンブル型レジャー市場は約36兆円あり、
全米のカジノの掛け金総額にほぼ匹敵。
日本人はギャンブル好き。
最近話題のカジノはパチンコに興味を持たない若い世代に好感を持たれている。
都市型・複合型レジャーとして待ち望まれているのでは、
と白書は分析している。
03/08/25 15:30:08
◆サントリーが無許可香料使用で1年前に製造中止の商品を自主回収 HP
米国系香料メーカー、アイ・エフ・エフ日本から仕入れた香料に
食品衛生法で認められていない添加物が含まれていた。
対象製品の製造期間は2000年12月〜2002年8月。
本年5月にキリンビバレッジやコカコーラの商品が問題になった際、
同社も無許可香料を使用していたことが分かっていたが、
既に製造・販売を中止している商品ゆえに告知不要と当時は判断していた。
今回、保健所からの指摘があり、遅ればせながら自主回収を行う。
販売中止の商品に対しても配慮しなければならない。
03/08/25 15:28:48
◆アイスランドも捕鯨再開 HP
1989年以来中止していたが、8月から調査捕鯨を再開すると宣言。
捕鯨を実施する国は、日本、ノルウェーに加えて3カ国となった。
国際捕鯨委員会は本年6月に調査捕鯨禁止を求める決議を採択していたが、
アイスランドは反旗をひるがえした。
1992年に国際捕鯨委員会を脱退したが、
商業捕鯨再開を目指し昨年復帰した。
捕鯨反対国の米国が経済制裁をほのめかしている。
鯨の生息数について把握することが難しく、論争が続いている。
03/08/25 15:27:39
◆永谷園「お茶づけ海苔」好調 HP
永谷園が4〜6月の四半期業績を公表。
「お茶づけ海苔」の売上が4%増加し、
連結売上高145億円、経常利益10億円となった。
前期は四半期業績を公表しておらず、
前年とは比較できないが好業績のようだ。
夏向けの提案「冷やし茶づけ」が好評。
7月以降も冷夏により従来の温かい茶づけの需要も期待できる。
さっぱりと喉に流し込める流動食タイプの食品は人気だ。
03/08/25 15:26:46
◆ハウス食品がシニア向けブランド「やさしい食卓」を発売 HP
9/22に第一弾を発売。
「ウコンを贅沢に使ったマッシュルームのチキンカレー」、
「知床鶏の親子丼」など11品。
レシピは有名店「分とく山」の野崎洋光氏が監修。
素材にこだわり塩分や化学調味料を控えた、
ヘルシーで上質なメニューを簡単に作ることができる。
ターゲットは現在55歳前後の団塊の世代。約800万人いる。
丸ビル、六本木ヒルズなどの話題の商業施設で
長蛇の列や高価格にもひるまず賑わせている方々。
これら「アクティブ・シニア」は注目すべきマーケットだ。
03/08/25 15:25:49
◆7月のビール・発泡酒出荷量12.0%減。冷夏がたたる HP
ビール16.0%減、発泡酒4.1%減。
発泡酒は「アサヒ本生アクアブルー」が新発売されたにもかかわらず、
5月の増税以降、3ヶ月連続マイナス。増税と冷夏がダブルパンチ。
7月の平均最高気温が例年より4.5度も低かった。
1〜7月累計では、ビール12.2%減、発泡酒2.3%減、合計で8.5%減。
発泡酒は初めて通年で前年を割る可能性がでてきた。増税の影響は大きい。
03/08/18 13:59:36
◆日本初の国産ワインコンクールでサッポロワインと小布施酒造が金賞 HP
7月に山梨県甲府市で行われ、8/11に結果発表。
金賞は、サッポロワイン「グランポレール北海道余市貴腐1994」と
長野県の小布施酒造「ドメイヌ ソガシャルドネ2002」の2品。
出展は103ワイナリーの418本。
北海道、山梨県、長野県のワイナリー団体が主催し、
国産ワインの地位向上を目指して初めて開催された。
03/08/18 13:58:44
◆カナダ産牛未混入の証明書が米国産牛に添付 HP
カナダで本年5月のBSE発生により、
米国はカナダ産牛肉を輸入禁止にしていたが9月より一部解禁する。
日本はカナダ産の輸入禁止を継続するが、
米国産牛肉にカナダ産が混ざる危険がある。
米国農務省は米国内産と米国外産を区別し、
日本向けに輸出する際にカナダ産ではない証明書を発行する。
米国からの輸出牛肉の安全性を保証する措置。
但し、米国農家はカナダ子牛を大量に輸入し飼育しており、
この分が米国産牛肉として日本に輸入される恐れは残る。
03/08/18 13:57:40
◆マクドナルドが5億7千万円の営業損失 HP
2003年6月中間期の連結決算を発表。売上高1465億円、7%減。
既存店売上高を当初3.1%増と期待したが、
実際には5.6%減と大きく乖離。
新メニューを定期的に提案する「エンジョイ・ニュー」、
スピードを強調する「チャレンジ!60秒サービス」を展開したが、
売上増には貢献しなかった。
店舗数も出店が38店、閉店が91店とし、純減53店。
今後は7月からスタートの「スマートセービング」によりセット販売を推奨し
客単価・利益率の向上を目指すとともに、不採算店の閉鎖を進める。
攻めに転じるのではなく、しっかり利益を確保する戦略を取るようだ。
03/08/18 13:56:35
◆糖尿病の予備軍が30%増。成人6.3人に1人 HP
厚生労働省が成人5792人を対象に調査し推計した。
糖尿病が強く疑われる人は740万人、
可能性のある予備軍が880万人、合わせて1620万人。
前回の1997年調査に比べ、全体で18%増え、予備軍は30%増えた。
強く疑われる人の割合を年代別に見ると、
70歳以上21.3%、60歳代17.9%、50歳代14.0%。
年齢が高いほど疑いのある人が多い。
この内、実際に治療を受けている人は50.6%に過ぎない。
人間ドックなどで判明するが、自覚症状が無いため早期治療を行っていない人が多い。
03/08/18 13:54:27
◆遺伝子組み換え作物の生産者へ65%が不信感 HP
農水省がインターネット調査を行い約600人が回答。
「生産者は健康と環境に対する潜在的な危険性を配慮しているか」
という質問に対し、
「あまり思わない」と「全く思わない」を合わせて65%。
「従来の食品よりかなり安い場合、組み換え食品を買うか」
という質問に対しては
「あまり買いたくない」「絶対買いたくない」合わせて68%。
遺伝子組み換えは害虫や農薬に強いという生産者サイドのメリットが大きいが、
消費者へのメリットが安全性への検証がなされず、
価格が安いだけでは当然通用しない。
03/08/04 11:02:06
◆中国が木炭を輸出禁止。焼鳥店ピンチ HP
中国政府が8/1から禁止。
森林保護のため直径4センチ以上、長さ10センチ以上の棒状木炭などが対象。
焼鳥店やウナギ店でよく使用される白炭の9割が中国産。
農水省は他国からの代替品の輸入を検討し始めた。
中国産冷凍加工ウナギから抗生物質が検出され日本で通関不可となっているが、
中国側の報復措置と勘ぐるのは考えすぎか。
03/08/04 11:00:24
◆モスバーガーが580円バーガーを発売 HP
「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)」という名称で8/13から発売する。
赤味牛肉だけのパテを使用し、調理に10分以上かけて丁寧に調理。
陶製の皿でお客に提供。チーズ入りは640円。1店1日10個限定。
マクドナルドが「ニューテイストメニュー」と称して
品質重視の新商品を6週間毎に提案し続けているが、
モスは価格も高級路線で対抗する。
販売数量も僅かであり、話題性重視の戦術。
03/08/04 10:59:43
◆スリム・ウォーター「コントレックス」をサントリーが販売 HP
ネスレが通販のみで販売してきたが、小売チャネルにも開放し、
9月下旬からサントリーは小売店向けに限定して販売する。
「コントレックス」は硬度1551という超硬水で、
スーパーモデル御用達の痩せる水として女性に人気。
コンビニやドラッグストアなどの小売チャネルには既に平行物が浸透。
ネスレも小売に販売せざるを得ない状況となり、
そのパートナーに「ヴィッテル」や「サンペレグリノ」で実績のあるサントリーを選んだ。
03/08/04 10:58:04
◆キリン「淡麗アルファ」がプリン体カット率を95%に HP
現在は90%だが、
技術力向上により95%カットに向上させ9月から順次切り替える。
プリン体の量は350mlあたり0〜0.6mgとなる。
味覚も後味爽やかに変更。
「淡麗アルファ」は本年2月発売。
痛風が気になる人を対象に機能性ビールとして人気を博しているが、
さらに機能と味覚を向上させて販売増を狙う。
年間480万ケースの販売を計画。
痛風患者は約50万人といわれ、若年化する傾向にある。
03/08/04 10:56:37
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