マゴチ〔真鯒〕
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フラットヘッドと形容される頭が特徴 |
コチの仲間の中では大型に成長する種で、日本では60cmくらいまでだが、オーストラリアなどでは1mに達するものもいる。 頭がたいへん平たく、眼が小さい。 背中は円滑で、ウロコが非常に細かい。 北海道以外の日本各地に分布し、インド・西太平洋域にも分布。 内湾から深場までの砂泥底に生息し、底生の小魚や甲殻類などの小動物を捕食し、特に大型のエビ類が好物。 4〜7月に接岸して産卵するため、海岸からでも釣りやすい。 肉はよく締まり高級魚なみのうまさで、夏が旬。 |
見かけは悪いが、白身で美味 |
淡白でクセのない白身の魚なので、刺身、焼き物、フライなど幅広く利用できる。 「照りゴチ」などと呼ばれるように、特に卵をもつ盛夏が旬の魚で、あらい、薄造りがうまい。 残ったアラは味噌汁や潮汁に利用できるので、捨てるところがない。 3歳、全長35cmくらいで成熟サイズだ。 |